常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

みんなブログ書いて~砂に埋もれる犬(桐野夏生)の感想

お久しぶりの更新になりました。

元気にしています。

つくねも元気だし旅行やキャンプも行ってるし

ただブログを更新する意欲が減退しています。

 

同時期にブログはじめた方や、なにかと

絡んで下っていたブロ友さんがひとり

またひとりとブログが更新されなくなって

行っているのも理由のひとつなの

かもしれないですね。さみしい。

みんなまたぜひブログ書いて。

よねこも書くから。

 

しかし久しぶりすぎて何を書いたら良いのやら。

毎日楽しく過ごしている報告?

父親の介護の状況?

面白かった本の話?

どれも書きたいね。

 

よし、本の話にしよう!

桐野夏生さんの本を最近続けて

読んだんだけど、”砂に埋もれる犬”

のラストがすごく良くて最後だけ

何回も読んでしまった。

 

 

続編、ないヤツなんだろうなぁ~。

ていうかたぶん、続編出しちゃダメな

やつなんだと思うけど(このラストを

超えられないと思う)それでも

ちょっと期待して検索してみたら

他人の書評が目に入って、ラストが

よく分からん、希望の見える終わりなのか

そうでないのかよく分からんって言う

感想が意外に多くて驚いた。

 

確かにあと3ページってところまでこれ

いったいどうやって終わるんだろう…

終わるはずない…!と思って読みました。

 

私は、あそこで初めてあの子は

目加田夫婦に甘える事が出来たんだと

思うんだよね。それまではワガママ

めいた事を言っていてもそれは

生きるために利用していたのにすぎなくて

(例えばスマホが欲しいとか)

だけど、はじめて甘えた言葉が

「どうしたらいいかわかんないよ」

だったんだと思うんだ。

 

しかし…この子は頭の良い子で、しかも

そこそこイケメン設定のようで

…私の中ではずっと柳楽優弥君で

再生されていたよ。誰も知らないを

引きずりすぎだよね。

 

 

でもどんなに頭が良くなくて、

顔も可愛くなくてどこをどう探しても

良いとこが見付けられない子でも

それでも子供はここに居ていいって

言ってもらって幸せを求める

権利があるんだよね。

せっかく頭が良いのにこんな環境で

可哀そうって言うのは違うよね。

 

もしも私が里親を考えるような事が

あったとする。そうしたら賢くて

素直で可愛い子でなければ間違いなく

可愛がれない。里親まで行かなくても

ボランティアで関わったとしても

きっと、心の中では区別してしまうと思う。

 

そういう人間は関わってはいけないと

思うので、児童福祉に関心があるけど

距離を置いています。

なにかのカタチで役に立てたらとは

ずっと思っているんだけど。

 

もう一冊は真珠とダイヤモンド。

桐野さん、多作な作家さんなのに

クオリティも高くてすごいよね。

 

ついでに…!

母に勧められてみたけど、

邦題のイメージ違いすぎるよ。

メディチックな西部劇アクション

ロードムービーみたいな(どんなジャンル)

のを想像してみたらめちゃくちゃ重たい

話だった。ヒラリースワンクはどうして

あそこで死ななきゃならなかったんだろう。

胸が締め付けられる。

 

こんどこそ!ブログを再開したい。

どうでもいい事を毎日書き連ねたい。

そう思うよねこでした(^^)/