常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

【ペットロス】償い

マメちゃんを亡くして、初めに浮かんだ後悔は
マメちゃんを死なせた直接の原因についてでした。
あの時ああしていれば、こうしていれば…。
(それに関して書くにはもう少し時間が必要なようです。
でも”死”と言うワードが使えるようになってきました)

そして同時に浮かんだのがマメちゃんはうちに居て
幸せだったかなという決して答えの出ない疑問でした。

しかしありがたい事に、私の思い込みかもしれないけど
それらの後悔についてはマメちゃんが許してくれたので、
少し楽になりました。

マメちゃんは幸せだったって言う事も薄々わかってきました。

かわりに数日経った今、居ても立っても居られないほど後悔するのは、
マメちゃんがいてくれたおかげで自分がどれだけ幸せだったかを
分かっていなかった、自分に対する後悔です。

マメちゃんは私の事大好きで信頼してくれていた、
それなのに私は…。

アレが欲しいコレが欲しい、
あそこへ行きたい、あれ食べたい。

なんて欲張りだったんだろうと思います。

マメちゃんと夫と3人でこざっぱりとした家で
生きて行けたらそれだけで幸せだったのに。

この後悔だけは薄れる事は無いと思います。
マメちゃんのいない今、欲しい物なんてない。
マメちゃんしか要らない。

マメちゃんが月へ帰る前の週7日間のうち、
3日間私は遊びに行っていました。
たぶん、家に居てもマメちゃんの死は
防げなかったと思います。それは分かっています。

うさぎを飼っているから遊びに行っちゃいけない
という事でもありません。

ちゃんとマメちゃんの夕飯に間に合う時間には
帰ってきているし、夏だからエアコンの故障も心配で
定期的にペットモニターで温度の確認もしていました。

多くの人が十分じゃないかと言ってくれると思います。
でも自分でそうじゃないと分かっています。

マメちゃんは私があまりにも欲張りだから
死んじゃったんのかもしれない。
ごめん、マメちゃん。本当にごめん。

うさぎさんと暮らす時間がどれだけかけがえのない物か、
マメちゃんを亡くしてやっと気づいて…
本当にバカだったなと思います。
マメちゃんと夫さえいてくれれば
本当にもう何もいらなかったのに…。

マメちゃんの主治医の先生にマメちゃんの死を伝えた時、
3年半ひとつも病気しないでホントにいい子だったよね、
と言って下さいました。

はっきり思い出せませんが、ウサギをとても大事にしてくれる
飼い主さんだから、今はそんな風に思えないかもしれないけど
いつか、また、ウサギを育ててあげて欲しいな、と言ってもらいました。

私が思ったより早く立ち直れそうなのは、
マメちゃんに対する贖罪は次の子を大事にしてあげる事
しかないのかもと気付いたおかげです。

もちろん今すぐには無理ですけど。
いつか。数か月後か数年後になるかは分かりませんが、
マメちゃんにしてあげられなかったことを全部してあげたいと思う。
マメちゃんにはもう、何もしてあげる事が出来ないけど
マメちゃんはきっと許してくれると思う。

この後悔は本当に辛いけど忘れちゃいけないものだと思います。
私にはウサギさんと暮らす資格がなかったなと思う。

でもマメちゃんの事大好きだったのは本当だよ。
マメちゃんの事が可愛くて可愛くて仕方なかったのも本当だよ。
それなのにごめん。欲張りでごめん。

次のウサギさんを迎えるために、
色々とやらなければならないことがあります。

私はペーパードライバーです。
今までマメちゃんの移動は夫とタクシーに頼ってきたけど
やはり緊急の時に動けるように運転の練習をしようと思います。

そして夫は和室を板張りにしてウサギ部屋にするそうです。
ずっと計画していましたが、なかなか進まず、
マメちゃんに作ってあげられなかったことを
夫はものすごく後悔しています。

マメちゃんへの贖罪に…そして私達も救ってくれると思う。
次にくる子はたぶん、マメちゃんの紹介で来ると思うのです。
だからマメちゃんも大事にしてあげたら喜ぶはず。