さっき読み終えたこの本が面白すぎて
現実世界になかなか戻って来られないでいます。
コルソン・ホワイトヘッドの「地下鉄道」。
黒人の奴隷少女の逃亡物語です。
久々にとっても新鮮な読書体験をしました。
最近立て続けに残酷な感じの話を読んでいるので
ちょっと暗い気持ちです。どれも面白かったのですが。
「ちいさな国で」というブルンジの内戦の話、
ジャッジメント、罪人が祈る時、という犯罪被害者や遺族が
加害者に復讐する事の是非を問う話…などです。
人はどうしてそんなに残酷な振る舞いができるのか。
私にもその残酷さの種はあるのか…。
考えていると吐き気がしてきます。
前置きが長くなったうえに本題に全く関係ありませんでした!
すみません(-_-;)今回は手作りプレゼントの話です!
プレゼント、何かと悩ましいですよね。
中でも手作りプレゼントって喜んでもらえるかは
本当に人によりますよね。私は微妙なところです…。
夫の誕生日プレゼントに今年は半袖シャツを作ってみました。
そして胸の所と襟にビールと枝豆のワッペンを付けてみました。
誕生日はもう過ぎていますがこれからお誕生日会なので
今日渡す予定です。喜んでもらえるかな…。
夫はどっちかというと手作りプレゼントを
とっても喜んでくれるタイプの人です。
性格が良いという事なのかなと思います。
私の裁縫の腕前は全然です。
シャツを作るって言うと全くやったことが無い人には
すごい!って思われると思います。
でも実際は今はとっても簡単に作れる型紙や本が
売っているのでその通りに作っていけば誰にでも
ちょちょいのちょいです。
ミシンもとても便利になっていますし。
私はかなり不器用なうえにおおざっぱな人間なので
お世辞にも手芸に向いた人間ではありません。
ですがなんとなく楽しいのでたまに色々作っています。
自分の服の半分以上は手作りですが、
服なんて初めて作る!というちょっと器用な人よりも
おそらくヘタクソだと思います。
そんな私の手作り服でも夫は喜んで着てくれます。
ありがたい事です。
でも私もさすがに夫以外の人に手作りのモノを
プレゼントしたりはしません。
ほしい!と言ってくれた人には社交辞令でない事だけ
確認できればあげたりもしますが。
やっぱりある程度のレベルが無いと今の時代、
手作りの物をあげるという事は
迷惑でしかない事の方が多いですよね…。
そもそも物をもらうという事自体が
迷惑だったりするわけですものね。
私もあげたがりの人に会う時は会う前から
どうやって断ろうか悩んだりします。
その上素人の手作りのレベルだったりしたら
本当に迷惑ですよね…。
結局は「気持ちがこもっている」事に
価値が見いだせるか…関係性次第ですよね。
夫もDIYが好きです。腕前は私のお裁縫と
似たり寄ったりと言ったところです( ˊᵕˋ )
色々作ってもらっていますが、私は嬉しいです。
でも正直コレが見ず知らずの人に作ってもらった物
だったとしたら容赦なく捨てそう…。
手作りのモノのプレゼント、あげる方ももらう方も
悩ましい問題ですね。
ちなみに今回のシャツにかかった費用。
メーター268円×2、ボタン百均、ワッペンが350円…
糸はずいぶん昔から家にあるものなの不明ですが
300円ぐらいとして…千円ちょっと!
大塚屋(名古屋では布と言えばここ!な店)に
布を見に行った時はそんなにケチるつもりはなかったんですよ。
むしろ普段買わないような高い布を買おうかと
思っていたぐらいでしたが、気付いたら安い布を( ˊᵕˋ )
一番かわいかったし手触りも良かったんですよ~!
普段ケチなせいで信じてもらえない気がする
おおかみ女よねこでした。