常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

会津若松の東山温泉、庄助の宿 瀧の湯がとってもステキなお宿だった

福島旅行の一泊目は会津若松での、東山温泉の
庄助の宿瀧の湯というお宿でした。

shousuke.com

このお宿、とってもステキでした!
まず何がいいって、ついてすぐの
抹茶と和菓子のおもてなしはよくありますけど
(抹茶と水ようかんもおいしかったです)
こちらはなんと日本酒のサービスが!!

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お猪口を渡され、これがあれば飲み放題!
というわけではないと思いますが、
4~5種類の日本酒の試飲ができます。
気に入ったものを夕食に出してもらう事も
買って帰る事も出来ます。
試飲と言っても日本酒お猪口に
4杯飲んだらもうほろ酔いですよね。
私は真っ赤でした。

これは小原庄助さんにちなんだサービスとのことです。
(お若い方はご存じないでしょうか…)
小原庄助さんは朝寝、朝酒、朝湯が大好きで♪
という有名な民謡があり、庄助さんは実在の人物では
ないようですが何人かモデルとされている人が
いるそうです。

うちのひいおじいちゃんが小原庄助さん
みたいな人だったと良く聞かされていました。
実際に遊んで暮らして身代をつぶしたそうですが、
でも誰も悪く言わない、まさに庄助さんですよね(笑)

話はそれましたが、そういうわけで
チェックインしてすぐにいい気分でほろ酔いに!
お風呂上りにもビールとソフトクリームのサービスが
ありますが午後7時までなのでご注意を!

部屋はきれいにリノベーションされていて
古さは感じられません。
畳が新しくてきれいなのが嬉しいです。
そしてとってもモダンでオシャレでした。

能舞台がありそこで毎晩二回、
プロジェクションマッピングの上映があります。
これは…そんなにあれかな…。
暇だったら見てもいいかもという程度です。
私達は遅めのチェックインだったので
これを見る事にしなければもう少し
のんびりできたのになぁ。。。
と思ってしまいました。
能舞台自体は暗い川の上に浮かび上がって
とっても幻想的でステキでしたが…。

そして何より一番良かったのがお風呂です。
お湯の良さはあまり分かりませんでしたが、
露天風呂のロケーションが最高です。
目の前が滝で、すごい水量です。
そこに能舞台がライトアップされており
とってもステキでした。

そして、脱衣所にお風呂で読む文庫
シリーズが置いてあるのです!
わたしは露天風呂でゴーという滝の音を聞きながら
このシリーズの「日本のミステリー名作選2」
を二話分読んでしまいました。

一冊丸々読んでしまいたかったのですが、
絶対夫くんが心配している…と思い
しぶしぶ途中で上がりました。
過去に二度お風呂で倒れた事があるので…。
案の定もう少し待って来なかったら
フロントに行こうと思っていたと言われました。

このシリーズ、良いですね~!
銭湯に置いてあったら通っちゃうと思います。
自分で買うのはね、一回読んだらもう
要らないからもったいないですがね。
村山槐多の悪魔の舌と、殺人行者という短編を
2編読んだのですが、また我ながら
よいチョイスだったと思います。
大正時代の雰囲気ととってもマッチして
面白さ倍増でした。

料理は普通においしかったけど
人手不足のようで料理が
全然出てきませんでした…。
文句を言おうにも担当の女性は
年配だししきりに恐縮しているし、
たとえ文句言ったとしても
人がいないのは変わらないから
言ってもね~という感じ。

料理の一品ぐらい増えたかもしれませんが、
それもさらに待たなきゃいけないのもね…。

そんな不満もありましたが、
振る舞い酒とお風呂でトータルはプラスのお宿でした( ˊᵕˋ )

そうそう、お部屋のお饅頭に蒸し器がついていて
とっても美味しかったです。
これからは家でお饅頭食べるときには
蒸して食べよう!と思いました。

お土産に起き上がりこぼしも置いてありました。
かわいいけど…要らないよね。
でも夫くんは持って帰ろう!って言うよね…。
ほとぼりが冷めたら処分するけど…
置いていけば次のお客さんに有効活用できるのにね…。
もちろん頂いて帰りましたよ、ごめんなさい。

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