常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

【映画】リンドグレーンの感想…ネタバレする、ゴメン!!

リンドグレーン」をみました。

面白すぎたのでネタバレするけど

許してね。矛盾してるけど出来れば

読まないで映画を見てほしい~!!

lindgren-movie.com

 

リンドグレーン、ピッピを書いた人だよ!

アストリッド・リンドグレーン

名前ではピンと来なくても

長くつ下のピッピと言えば、おお!

てなる人が多いのではないかな。

 

スウェーデンを代表する

児童文学作家です。

 

ピッピ、子供の頃大好きだった。

みんな、好きだったよね?

ロッタちゃん、やかまし村の子どもたち、

ラッセ・ハルスとレム監督!)

名探偵カッレくん…などなど

どれか一つくらいは知っていそう。

 

雪景色の中を家族でそりに

乗って教会に行くシーン…

もう、なんかそれだけで涙腺が緩む

よねこは自分でもどうかと思ったよ。

 

私が子供の頃に大好きだった海外の

児童文学そのままのイメージでね。

 

景色の美しさもこの映画の

素晴らしいところです。

スモーランド地方の風景は

昨年イケアミュージアムに行った時に

見た景色そのままでした。

 

美しい風景と幸せだったアストリッドの

子供時代がとてもマッチしていて涙(/ω\)

教会でありがたいお説教を聞きながら

叫びだしたい気持ちを抑えたり。

 

読者の子どもたちからの手紙などが

挿入されているのですが、その中に

「どうしてそんなにこどもの気持ちが

わかるのですか?こどもだったのは

ずっとむかしの事なのに…」

っていうのがあって、共感。

 

スウェーデン旅行の前に

ピッピを読み直してみたんですよ。

もう10年近く前かな。30代前半の頃。

 

そしたらビックリするほどピッピは

ただの生意気な子供でね。

あんなに大好きで何度読み返したか

分からないぐらいだったのにね。

とっても切なかったのを覚えています。

 

くれよんしんちゃんみたいだった。

子供の心を失ったよねこには

正直全然面白くなかったです。

 

名探偵カッレくんもそうでした。

切ない!子供の心を失わないって

難しい事だよね。

 

激動の人生!っていうような

派手な事はないんだけど、

この映画を見て、よねこは

アストリッドの事が

大好きになりました。

 

ネタバレします!!ご注意を!!

アストリッドは不倫して子を産みます。

離婚調停中だったので罪に問われるのは

ひどいと思うのですが…。

(そこが現代とは違うのだね)

 

で、懲役刑になるかもっていう話で

アストリッドはそれはお相手が

可哀そうだからとデンマークでひとり

子を産み、里親に預けて裁判が

終わるのを待ちます。

 

が、終わってみるとただの罰金刑でした。

姦通罪…名前が怖いよね…!

男はさあ、結婚しよう!って言うんだけど

幾ばくかのお金で済むのに、子供を

自分の手で育てられなかったなんて…!

って言う気持ちが男にはわからず…。

 

挙句の果てに「歳のせいか…!」

って言ってた~(/ω\)

(お父さんのお友達なのです。

そしてお友達のお父さん…)

 

アストリッドは一人で育てる事を

決めるんだけど…そこから

引き取るまでもなかなかの

苦労がありましてね~。

 

そこに救いの手を差し伸べてくれる

リンドグレーン”さんという

美しい青年が登場…!

描かれませんが彼と結婚するんですね。

作家としてデビューする辺りの

話は全くありません。

とっても続きが見たかったです。

(続編なんて…無いよね…?)

 

アストリッドがとっても魅力的で

美しい良い映画でした。

きっとみてね~(^^)/