常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

「ウチ、断捨離しました」をみて泣きそうに

BSで放送された「うち、断捨離しました」を見て、泣きそうになってしまいました。

断捨離の提唱者のやましたひでこさんが3軒のお家の断捨離を

お手伝いするという番組でした。

一軒目 断捨離の概念のない状態を思い出した

一軒目は4人のお子さんのいる家庭。

4人も小学生以下の子供がいてフルタイムで働ていたら

普通の家庭はあんな感じになって当たり前だと思います。

物を捨てるっていう概念がないと使えるものを捨てるという

発想にはなかなか至りませんよね。私もそうでした。良く分かります。

でもその感覚をすっかり忘れていたので、あぁ、そうだった!

ととっても新鮮に映りました。

使えるものを処分するって本当に心が痛みますよね。

そして、お母さんの遺品。たぶん私より若い奥さんだったから、

そりゃあお母さんの死を簡単には受け入れられないですよね。

いつか乗り越えて、笑いながら処分できる日が来るといいですね。

 

二軒目 断捨離で夫婦関係を立て直した家庭

はじめは協力的でない旦那さんに苛立ち、今の奥さんの辛い状況を

理解してくれない旦那さんに怒りを覚えていた奥さん。

でも最後には、「私は主人のことを本当に大事にしていたのかなぁ…」と

語っていました。優しい奥さんだなぁと思いました。

私だったらもっと早い段階でキレていたと思います。

実際、ご主人が物を集めてくるのは奥さんや娘さんたちへの

アピールだったのは確かなんだろうなと思いました。

そうでなくてもモノを収集するクセはあったんでしょうけどね(笑)

物と向き合って、夫婦関係を立て直すことができたのですね。

ちょっと涙が出てしまいました。

リラックマを買ってくるご主人の気持ちも、苛立つ奥さんの気持ちも

とっても良く分かる気がします。良かったですね。お幸せに!

  

三軒目 時代の流れを理解し受け入れているおばあちゃん

三軒目はおばあちゃんの嫁入り道具の大量の布団を捨てられない

お孫さんの話でした。これもわかる~~!

やっぱりいただいたものって本当に捨て辛いですよね。

よその人なら一年なり二年なりで捨ててもいいかなと思いますが、

さすがにおばあちゃんの嫁入り道具は難しい!

自分の嫁入り道具よりも捨てられないですよね。

そしてお孫さんからの手紙を読んで、布団を処分することを

おばあちゃん快諾してくれます。

「時代は変わったからね、今は物はいっぱいあるから…」と。

ステキなおばあちゃんですね。もう87歳だというのに、

時代の流れがわかっていて、お孫さんの気持ちを理解して。

歳をとるとなかなか自分と違う考え方を受け入れるって難しいですよね。

あんな優しいしっかりしたおばあちゃんになりたいなと思いました。

そしてお孫さん、とっても字がキレイ!手紙も気持ちのよく伝わる文章で

素敵な人だな~と思いました。

 

やっぱり断捨離…というか自分の持っているものと向き合うって

大変なことだけど、避けては通れない事なんだなと改めて思い出しました。

録画で見ていたので、居ても立ってもいられなくなり一時停止して

クローゼットの中の捨てようと思っていた服を取り出しに行っちゃいました。

私はもう少し落ち着きが必要ですね。

今年もあと少し。もう少し頑張って片付けよう!と思います。