君が手にするはずだった黄金について
作家の小川さんが主人公の短編の連作。
承認欲求の成れの果てって言うコピーに
惹かれて読み始めました。
というのも、承認欲求について悩んでいると
身近な人が言っていて”承認欲求”ってなんで今
そんな悪者扱いされているんだろうと
思っていたからというのもあります。
小川哲さん、売れっ子なのに一冊も
読んだことなかったというのもある。
しかし、承認欲求って上手く飼いならせば
悪い物じゃないと思うんだけどな。
そもそも、人間の進化の証でもあるよね。
上手くコントロールできなくなっちゃう人が
多いという事なんだろうと思うけど。
人間って生まれつき平等じゃないんだよね。
だけどそれを隠そうとしたせいなんじゃ
ないかな。皆スタートが違うから同じだけ
頑張っても同じ結果にはならんのに。
っていうのも大きな問題なのだろうけど。
どんな人も向上心を持ち続ける為に
承認欲求を上手に使っていくのは
良い事だと思うんですけどね。
じゃなかったら褒めて伸ばそうって言う
最近の風潮、全否定なわけやんか!
悪い例ばかり目立ってしまって
なんかやだな~と思っているこの頃です。
もちろん踊らされて犯罪に手を染めたり
友達失くすような事をしていては不幸に
なるからダメに決まっているけど。
で、この本については…どうかな。
面白くなくはなかった、くらいかな。
一気読みできるくらいには面白かったです。
どの辺が本当の話なのかなぁ~と想像しながら
読むのが楽しかったです(*^_^*)
いま、私が読みたい感じの話じゃなかったって
いうだけなのでね、参考にしないで下さいね。
しかしあんな感じの主人公、モテたりは
しないだろうと思うんだけど割と
途切れず彼女がいる感じなのは
やっぱり東大パワーなのかな。
なんてどうでもいい事を思いました。
少し前に観光で東大に行ったんだけど
Googleマップに「婚活女子こないで」
って口コミがあったの思い出した。
まさに婚活婦人と一緒に行きました(笑)
どうやって東大生協で婚活するんだろう。
インカレサークルとかじゃなくて?
興味あるわ。