常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

町田康の口訳古事記、序盤は我慢して読もう。と、芸術新潮の萩尾望都特集

気になっていた口語訳の古事記を読みました。

口訳古事記 町田康

町田康

神話ってだいたいそうだと思うけど

グロい、汚い、サイコパス

 

残酷なエピソードと汚いエピソードが

繰り返され神様がジャンジャン生まれる前半。

どこへ向かうのか分からない物語に何度か

もう本を閉じようかと思ったけど

半分を過ぎたあたり、日本武尊ヤマトタケル

話からは随分人間ぽくなって(十分サイコパス

なんですけど…)面白く読めました。

 

初めの方に因幡の白兎の話がなければ

早々に離脱していたと思う。

ウサギ、神様にいじめられてかわいそう。

ウサギの悪さは不問だよね。

そして最後は仁徳天皇で!

仁徳さんおまえもかー!て感じやったけど。

 

一生ちゃんとした古事記を読む事は

ないと思うので私の中の古事記

もう更新されないと思う。

 

神様のアナーキーさとグロ表現に

ちょっと引き気味にはなったけど

興味深く読みました。おススメ度、8くらい?

いままで度数で示したことないけど(;^_^A

芸術新潮 萩尾望都特集

 

つい買ってしまうよね!

未完のSF作品”サムが死んでいた”の

ペン入れしてない原稿の冒頭が収録されて

いると聞いてツタヤに走りましたが

ページが折れているのしかなかったので

ネットで買いました。

 

続きは来年発売の画集に収録されるとの事です。

続きがメチャクチャ気になる…!

ターニングポイントとなった作品との事です。

私の人生のターニングポイントとなった

漫画家さんだからなー、萩尾先生。

唯一今も関連書籍を追い求めています。

 

手放しちゃったけどスターレッドと

マージナルが読みたくなりました。