私が愛読している斗比主閲子さんのブログ↓
こちらでたびたび紹介されている
水島広子さんの「自己肯定感、持っていますか?」
をやっと読みました!
閲子さんのブログは面白すぎて、
ついつい次々と読んでしまって
気付くと時間が経ってしまいます。
この本。amazonにリンクしています。
自己肯定感の低さはブーム?が来る前から
意識していたので関係の本はけっこう
読んでいましたが、この本はとっても
わかりやすくて良い本だと思います。
自己肯定感って何だろう
以前にこのブログでも書いたことがありますが、
自己肯定感というのは、自分に能力に対する
自信とは 違うんですね。
そもそも自信とは違うか…。
どんなダメな自分でも、生きている価値が
あると思える事なんですよね。
とってもわかりやすく自己肯定感とは
どういう物かが書かれています。
わかりやすさと優しさナンバー1だと思います。
自己肯定感が低いとどんな障害があるか
自己肯定感が低いという事は、
とにかく生きづらいと思います。
とても色々な困ったことがあるので
すべて紹介する事はできませんが、
ひとつだけ紹介します。
私が治したいと思っている事が
書いてあったからです。
それは「正しさ」を人に押し付ける事です。
”自分の正しさを人に認めさせたい欲”
が私は人一倍強いです。
そんなジャンルの欲があるのかわからないけど。
そういう所が自分で嫌だなーと思っていました。
どうしてそう思うのか、丁寧に書かれていました。
自分の正しさを認めさせたい
これは血筋だと思っていました。
親族一同、とにかく喧嘩っ早い。
私にとっては日常会話の延長で、
何も感じていなかったんですけど
夫が初めてうちの親戚の”口論めいたもの”を
見たときにかなりビビッていました。
え?あれケンカじゃなくてただの
世間話みたいなもんだよ?と思いましたが、
よそ様から見るとそうなのね…と
とても驚きました。
私と母もしょっちゅう口喧嘩をするのですが、
だんだん夫も見慣れてきて、
よねことお母さんのケンカってさぁ、
おもしろいよね、と言う様になりました。
結論が同じなのにケンカするよねって。
確かにそうなんです。
最終的に自分の意見の方向にまとまれば
それでOKなはずなのに、ダメなんです。
どうしても自分が正しいという事を
相手にわからせないと気が済まないのです。
なにかお店の人とトラブった時、結果
損害がこちらに無ければそれで良い訳なんだけど
ダメなんですよね私の言うことが正しいと
わかってもらえないとモヤモヤする。
謝らせないと気が済まないとか。
ちょっとしたクレーマーですね。
誰でもあることだとは思うけど、
私はちょっと人よりそれがひどい。
そういう自覚があります。
これが自己肯定感の低さから来ているもの
だとは 思っていませんでした。
これは新しい発見でしたね~。
そして私は人の領域を侵しがちだ、
という事にも気付きました。
トラブる前に読んでよかったよ~。
自己肯定感を育てるためには、自分の悪いところに目を向ける
そして色々と自己肯定感を高めるための
いくつかの方法が書かれています。
私がやってみよう!と思ったのは、
自分の悪いところに目を向けてみる
という方法です。
矛盾しているようにも思えますよね。
自分はこんなことも出来ない、
誰だってやってるあんな事も出来ない、
こんな悪い所がある、
でもこんなにひどい状況でも
それでも生きてきた、
それがすでに自分えらい!
っていう事みたい。
つまり良い所があるからえらい!というのは
条件付きのリスペクトであって、
必要なのは無条件のリスペクトなんだと。
この本でいうリスペクトという言葉は、
尊敬ではなく尊重という言葉に
近い意味で語られます。
だからどっちかって言うと
あなたはこういう特技があってすごいね
って言われるよりも、
あなたはこんなに才能がないのに
よくここまでやったわねって言われる方が
良いってことだよね?
微妙な気もするけど、
なるほどなーと思いました。
ちょうど一年ほど前に書いたこのブログ、
的外れなことは書いていなかったな。
とちょっとホッとしました。
なんとなく行き詰まりを感じている方、
色々とつらい気持ちを抱えている方は
ぜひ一度読まれてはいかがでしょうか。
自己肯定感、一過性のブームではなく
今の時代の重要なキーワードである事は
間違いないと思います。
他人に厳しく自分に甘いよねこは、
これからは他人にも自分にも甘い
人間になりたいと思います。
そして、パンツマンでも
どんなにだらしなくても、
よねこは生きている価値があるよ!
そう思いたいよねこでした。