常人の倍香辛料振る方です

四十代の主婦のブログ。夫と二人暮らし、ウサギと3人暮らしの日々をつづります。

【映画】さざなみ 妻の心は目覚め、夫は眠り続ける

昨日はテーブルの天板の交換の日でした。これ ↓

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10:40~12:40の間と連絡があったのにも
かかわらずなぜか午後だと勘違いして
その時間帯、昼寝をしていました。
夫が早朝に出勤したからなの!(言い訳)

しかもまだ寝巻…やっべーと思いながら
エントランスの開錠ボタンを押し
ダッシュで着替えました。
エレベーターで登ってくる間に完了。
被るだけのワンピース、最高ですね。

実は掃除もまだしてなかった…(>_<)
まあ床が少し汚いぐらいは仕方なかろう。
と開き直りうちに入ってもらいました。
でも散らかってなくて良かったよ~。
捨て活しててよかったよ~!

さて、本題です。
「さざなみ」という映画のDVDをみました。

 

 

これがものすごく面白くて興奮して
なかなか眠れませんでした。

ネタバレなしに感想を書く自信がないので
ご注意ください<(_ _)>

公開当時話題になっていましたよね~。
見逃がしてDVDで見る事になりました。
監督はアンドリュー・ヘイ、
主演はシャーロット・ランプリングトム・コートネイです。
ホントに素晴らしい!

あらすじ

主人公夫妻は、穏やかに暮らしており
結婚45周年のパーティーを目前に控えていました。

ある日夫のもとに一通の手紙が届きます。
50年ほど前にスイスの雪山で行方不明になった
恋人の遺体が発見されたという内容でした。
しかも遺体は凍っており当時のままだと言います。
夫は「僕のカチャ…」とつぶやきます。

夫は一気に過去に引き戻され、過去の思い出に浸ります。
妻は結婚45周年のパーティーの準備に奔走…。
夫婦の間に静かに波紋が広がっていきます。

これがね~、素晴らしいんです。すごいんです。
妻の苛立ちや不安を表現するセリフもモノローグも
一切ないのに、もうやめてって言うぐらい伝わってきます。
夫の無神経さの描写もすばらしいよ!

ここからは完全にネタバレです!

物語の中盤で妻は夫が隠していたスライドを発見します。
亡くなった彼女が映った物でした。
彼女は妊娠していました。

これがまたね~、この夫婦には子供がいないんです。
作らなかったのか出来なかったかは語られませんが
これは妻にとってはキツイですよね…。

そしてラスト、パーティ―で夫は
感動的なスピーチをし、涙を流します。
二人の思い出の曲でダンスをしますが、
妻は途中で手を離してしまいます。 
そこで映画は終わり。

私のその後の想像

この映画、 月曜日にはじまり土曜日に終わります。
日曜日は描かれていません。
つまり観客に想像してねって事なんだと思います。
想像したよ!めっちゃ想像したよ!
夫とああでもないこうでもないと。

説明がほとんどない映画なので
私の解釈はずれているかもしれません。

私の想像では、この夫婦はこの後、
見た目には今までと変わらない日々を
送っていくのだろうと思います。

でも妻の心は離れたまま。
つらいだろうなぁ…そんな生活。ずっと不仲なら
それは不幸な事ではあるけど諦めもつきそう。
結婚45周年でそんな気持ちにさせられるなんて…。

この夫婦の45年間って何だったんだろう

この夫婦が築いてきた45年間って何だったんだろう。
旦那さんは昔からあんな人だったのかな…?
この一週間以前の事は一切描かれていないので
想像するしかないんですよね。
旦那さんはものすごく悪い嫌な人な訳でも、
ものすごく自己中だった訳でも無い様に思えます。

でもちょっと無神経。

奥さんはずっとこれをずっと
我慢してきたという事なのか…?
それとも歳を取ってこうなった…?
その辺りは分かりません。

夫は金曜の夜になってやっと事態の深刻さに気付きます。
そこで一生懸命妻の機嫌を取るのですが…
今さら遅いよ!!
早起きして奥さんのお茶を入れたり
朝食を作ったり…一緒に犬の散歩に行ったりね。

これが続いたらもしかしたら
修復の可能性もある…?どうなんでしょう。
一度ダメになったものはダメな気もしますが…。

でもどうなんだろう。50年も昔の事。
ましてや相手は亡くなっているわけで…。
そこまで怒る事じゃない…?
相手がどうこうって言うよりは今、ここに私がいるのに
どうしてこっちを見てくれないの??私が傷つくって
思わないの…?!という気持ちなのかなと思います。
自分だったらもちろんそんな事があったら動揺するけど
夫の気持ちも考えると思うんだ~。
でもその時の心理状態によっては出来ないかもしれないし…。
どうなんでしょうか。

この映画、景色がまたきれいです。
絶景!って言うような景色ではないんだけど
こういう所で晩年を送れたらなって思う様な。
寂しいけれど美しい、安らぐ感じの美しさです。
この裏寂しい景色も臨場感を出す効果があったかも?

邦題が素晴らしいよ!

そして邦題が秀逸!
原題は「45years」です。
「さざなみ」って素晴らしいよね。
まさにこの映画を一言で表現している!と思う。
波紋じゃなくてさざなみ!わかる!

私はいつも邦題にがっかりするので
原題通りでいいじゃないと思っているのですが
これに関しては素晴らしいと思います。

とにかく面白かった~、怖かった~~!!
この映画のコピー、
「妻の心は目覚め、夫は眠り続ける」
こわいですよね~。
熟年離婚したくない男性は
これを見るといいと思います。

原作は和訳本出てないみたいです。
残念。読んでみたかったです。