先日友達の婚活について書きましたが、
今日はその時に思い出した「親に孫を抱かせたい人」の話です。
この歳になって子を望む言うと
お若い人にとっては驚きかもしれません…(>_<)
でも実際に私の友達で46歳で初産という人もいます。
一般人です。(子供も可愛くてとっても健康!)
リスクが高いのは分かっていますけどね。
でも、まだ、可能性は無くはないのです。
親に孫を見せること。
そこでたま~に出てくる
「親に孫を抱けせてあげられない親不孝」
と言う話がちょっと納得のいかない、
メンドクサイよねこがまたまた登場です。
平成が終わろうとしている世の中、
「孫を抱かせる」ことが親の本当の望みだと
思っている人は少ないのではないでしょうか?
結局親の望みって子供が幸せになる事なんですよね。(普通の親は)
結婚して、子供を持つことがわかりやすい幸せの形だったし、
そう信じている人が多かったからそういう言葉が生きているのでしょう。
私達世代って自分たちはそれが幸せだと思っていなくても
親はそう思っていない、本心では孫をみたいはずって思いがちだと思う。
けど案外私たちの親世代って我慢してきた人が多いから
同じような苦労をさせたくないって思っている人が多い気がします。
もちろん世の中には本気で子孫を残してこそ…
という人達もいるでしょうけど、少数だと思います。
お母さんと同じように結婚して子を育ててそれが幸せよ、なんて
本気で思っている人は大多数ではないと思います。
私の知り合いにあまり収入が安定していない独身の女性がいます。
彼女は「親が結婚結婚ていう!」と怒ります。
今時結婚が幸せだと思っているなんて信じられない、と言います。
だけど孫を抱かせてあげられないのは心が痛む…と言う。
私は彼女の親が結婚!という意図はご両親の亡きあと、もしくは
彼女生活を支えてあげられなくなった時のことを考えて
言っているのだと思います。
つまり結婚じゃなくても、安定した職に就くという事でも良いのだと思います。
でも正直に言ってこの歳まであまり職歴というものが無い状態で
(アルバイトを転々としている状態です)
この先ひとりで身を立てていける様な職業に付けるとは
彼女の両親も思えないのでしょう。だから「結婚」なのだと思います。
今回私が腹を立てているのは、孫を抱かせろという親達ではなくて、
親の心配をわかってあげないその女性に対してです。
めっちゃ個人的な話です。すみません。(ちなみに同い年)
そして彼女、長く夢見ていたある職を得ました。
とても夢のあるステキな職業ですが、実際それだけで
生計を立てるのは難しいかもな…という職業。
私は友達だから(だったから)その話を聞いた時
「おめでとう!」と祝いました。
ですがご両親は「その仕事はどれくらい給料がもらえるんだ?」
と初めに聞いてきたと怒っていました。
私からしたらそりゃそうでしょうよっていう話で…。
まあ、初めにひとこと良かったねって
言ってほしかっただけかもしれませんが…。
私がそれはご両親があなたのこれからを心配しているから
そういう事を言ったんだと思うけど…と言うと
「そうなのかな~、そっかー…」と納得していたように見えました。
でもね、少しするといつもそうなんですけどまた戻るんですよね。
ただただ、彼女の今後を心配しているご両親の意図を
汲み取ってあげられない彼女に腹が立ちます。
掃除・洗濯・食事の支度…ボタン付けなんかも!全部してもらって、
その上仕事が安定していないアラフォー、そりゃ心配ですよね。
それなのに孫を抱かせてほしいと思われているなんて、
ご両親をバカにしているとしか思えません。
「孫」はただのわかりやすい幸せや安定の象徴でしかない
のだということがどうしてわからないのか・・・?
あまりこう言う事を軽々しく言うのは良くないと思いますが
発達障害とかなにかそういう感じなのだと思います。
その後も本当に色々あって、もう友達を続けるのは難しいと思い
少しずつフェードアウトし、ついには年賀状もやめてしまいました。
ここ数年はそんな腹の立つことばかりだったけど、
ずっと嫌いだった訳じゃないんです。
とっても自由な彼女が魅力的だと思っていました。
大好きだったんです。本当に、昔は。
でも人間は変わるから、ずっと同じではいられないんですよね。
あ、なんかポエム~!でも本心。
でも正直なところ、誰もが大人になっていくなか、
彼女だけが昔のままというのが正解な気がします。
なんだかとっても切ないです。
初めはぼかすつもりで知り合いと書きましたが、実は同級生。
昔はみんな同じだったのに…。むしろ一番バカだったのは私(>_<)
変わりたくないなんて全然思いませんけど、
あの子だけ昔のままなのはとっても切ないです。
おばさんになって自分でも図々しくなったなぁと思うけど、
今でもこんな感傷的な事を思ったりもします。
で、この話は私の産んでない女の罪悪感につながるのですが、
長くなってしまったのでまたいずれ続きを書こうとおもいます。
いずれって言ってほとんど実行したためしがないよね子でした(^^)/