ワンダー君は太陽の試写会に行ってきました。
今回の試写会、ちょっと遠い所でした。
そのせいか同行者が捕まらず一人で行ってきました。
映画は一人で観たい派です。
なぜならば見た直後に人と感想を共有したくないからです。
少し経ってから、自分の中で消化してから論じたい。
でも試写会は別です。二人分なんだからもったいない!
しかも今回は名古屋市内の外れ…大高のイオンシネマが会場で
地下鉄だけで行けなかったので、一人だと交通費を考えると
微妙な感じ…でもとっても良い映画だったので良しとします!
病気のために顔が人と違う10歳の少年が
学校へ通い始めていじめられる話です。
群像劇で、周囲の人々の事情も描かれていて
とってもステキな映画でした。
この映画をみて私が思ったのは、
いつでもユーモアを忘れちゃいけないなという事と、
マイナスからのスタートは不幸ではないという事。
主人公の少年ほどではありませんが
私もちょっと特徴があるので人からジロジロと
見られる感覚はとても良く分かります。
大人になった今は堂々としていますよ!
見てくる人はこちらもじっと見るし、
あまりにもあからさまな時は「何か御用ですか?」
と言えちゃうほど強くなりました。
さすがに振り返ってまで見てくるほどではないけど、
無遠慮に見てくる人ってけっこういるんですよね。
そんなに気になるなら話しかけてくればいいのに( ˊᵕˋ )
幸い私は周りの人に恵まれたため学校や会社で
差別されたりいじめられたりする事はありませんでした。
が、関わりのない人からは好奇の視線目を向けられたり
大した事ではないけれど辛い思いをする事もありました。
もしも何か気になる事があっても
ジロジロ見るって普通の人にはしませんよね。
それをするという事は私の事を、そういう扱いをしても
いい人間だと見下しているという事だと思うのです。
子供の頃は気にもしていませんでしたが思春期には
さすがに私も人より劣っていると思っていました。
今もたまにその気持ちが顔を出すことがありますが、
それは間違っているという事を
今は知っているのでもう大丈夫です。
マイナスからスタートすると普通のことが
とっても幸せなんですよね( ˊᵕˋ )
周囲からはかわいそうと思われるかもしれませんが…。
それはラッキーなことだなと私は思っています。
そして映画の中で主人公の少年も気付きますが
事情があるのは彼だけじゃないんですよね。
皆なにかしら抱えているという事。
主人公の姉の視点から、障害や病気のある子の
兄弟の寂しさも描かれています。(群像劇が好きです)
仕方のない事とは言え、つらいことですよね。
今はそういう子供たちを支援する動きもあるようですね。
校長先生役がマンディ・パティンキンでした!
かっこいいですよね!あんな校長先生がいたら~( ˊᵕˋ )
とにかく感涙必至の映画です。
ハンカチをお忘れなく!