本当にどうでもいい話ですが、
「レンタルビデオ屋さん」って
今は何て呼ぶのでしょうか?
レンタルDVD 屋さん?
何だか語感が悪いですね。
近所のレンタルビデオ屋さんが
続々と閉店していくのを
何とも悲しい気持ちで眺めています。
時代ですから仕方がないですけどね。
「レンタルビデオ」私が子供の頃に
普及し始めたもので、私の青春時代と
とても深い関わりがあります。
関わりと言っても一方的なものですけどね( ˊᵕˋ )
私の青春時代というのは
2000年前後になると思います。
二十歳前後ですね。青春時代というと
普通は高校生頃かもしれませんが、
私はとても幼い子供だったので、
高校時代も楽しかったけれど、
ただ遊んでいただけで小学生と
変わらない感じだったのでその頃が
青春時代と言えると思います。
高校生ぐらいまではずっと
「岡崎に捧ぐ」の山本さんみたいに
あほな事ばかりしていました。
(ほとんどの大人はわからないであろう
例えですみません…。マンガです)
その頃はまだインターネットは
そんなには普及していませんでした。
私は一応パソコンを持っていて、
ネットもつながってはいたけど、
普及はまだまだ一部だったと思います。
大学はレポートの提出なんかもほとんど
オンラインでしたが、同じ大学の中でも
私たちの学部だけだったと思います。
FDとかも普通に使っていました。
そういう時代なので、田舎のお金のない若者の
文化の中心は、レンタルビデオ屋と本屋さんでした。
あと、ライブハウスですかね。
違う…?(;^_^A
音楽にはあまり興味がなかったので
(中高と吹奏楽部だったのに?!と
よく驚かれます)ライブハウスは
知り合いが出演するとかでなければ
行かなかったので思い入れはありませんが、
こちらも似たような傾向なのでしょうね。
当時のレンタルビデオ店と書店には
夢と希望、驚きと興奮、そんなものが
山ほど詰まっているように感じていました。
図書館ももちろん通っていたけど
今みたいにステキな図書館では
ありませんでしたし。
映画館ももちろん良いけど、
自宅でビデオ鑑賞会とか
しょっちゅう開いていました。
小さなテレビデオで!
朝まで5本観る会とか。
ものすごく昔っぽいですね。
最近の若者はスマートだから
そういう事はしなさそうですね。
私の映画好きの原点は映画館でなく
間違いなくレンタルビデオです。
向かいがレンタルビデオ屋さんだからという
理由でアパートを決めた事もあります。
本屋さん好きの方にはわかってもらえると思いますが、
背表紙を眺めているだけでも幸せなのです。
ビデオも同じでした。
まあ、今も同じなんですけどね。
私の青春時代は、文化や雑貨店とか大中とかの
ゴチャゴチャとした雑貨屋さんと
レンタルビデオ、本屋さんから成り立っていたな。
オシャレ感はゼロのサブカル少女(少女?)という
やつだったと思います。
その頃が良い時代だったと思うわけでもないし
もちろん戻りたいとは思いませんが、
少し感傷的になってしまう事もあります。
レンタルビデオ屋さんはともかく
本屋さんがなくなったら私はもう、
生きてはいかれないと思います。
それでも生きて行かなきゃ
ならないんですよね…。
でも古いものがなくなるという事は、
かわりに新しい色々な楽しい事が増えて
いくという事ですから時代に順応して
楽しんで生きて行きたいなと思います。
アクティブなおばあちゃんになるのが夢です。
レンタルビデオが文化の中心とか
そんな事全然ねーよ!って同世代の方の
ツッコミには興味があります。
オタクじゃない人や違う世界の人たちにとっては
どういう所が文化の中心だったのか。気になります。